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FAQ

サーバーを探す

日本のサーバー: 有志の方が運営される国内サーバーがいくつかあります。盛況となるのは夜 9 〜 10 時以降でしょうか。サーバーブラウザで Ping の低い順に並べ替えると、一番上の辺りにリストアップされます。

海外のサーバー: RO のネットコードは UT2004 のものを基礎に作られています。おかげで高 Ping のサーバーでも快適なプレイが楽しめます(スローテンポなゲーム性によるところもあります)。日本人の対戦相手が見つからないときは、海外まで足を伸ばされてみてはいかがでしょう。アジア圏や北米で、盛り上がっているサーバーが見つかるはずです。Ping 300 を超えるとさすがに厳しいでしょうが、それ以下なら、さほど意識せずにプレイできるかと思います。

サーバーの人数表示: 例えば最大 32 人のサーバーで、プレイヤー数が 20 を切ったら Bot が参加する設定の場合。人間プレイヤーが誰もいないときは 0/32 となります。誰か 1 人でも接続すると 20/32 に変わります。ブラウザのサーバー名をクリックしたとき、右下に接続している人間プレイヤー(だけ)の名前一覧が表示されます。

フィルター: No Bots フィルターは、Bot が 1 人以上混じっているサーバーをすべて除外してしまいます(例え 30 人のプレイヤーがいても)。使うフィルターは No Password、場合によって No Empty を追加するぐらいで、じゅうぶんかもしれません。

サーバー側が開けるポート

7757 UDP/IP (Game Port)
7758 UDP/IP (Query Port)
7767 UDP/IP (GameSpy Query Port)
28902 TCP/IP (Allows your Server to Connect to the Master Server Browser)
8075 TCP/IP (Port set via ListenPort that your WebAdmin will run on)
20610 UDP/IP (Steam Port)

Steam

 Steam に関しては、日本語の解説サイトがいくつか存在します。私は勘で使っているばかりで、あまり知識がないため、詳しくはそちらをご覧ください。

RO PukiWiki RO:O について
Half-Life.FPSJP.org Main > Steam
CS-School Special Edition > Steam
ゲーム版「iTunes Music Store」をご存知ですか?:IT-PLUS

コンソール

 @ キーで開きます。コマンドを入力して Enter を押すと実行されます。 非公式ガイド Mod 版 RO のマニュアル に使えるコマンドのリストがあります。

suicide  自殺(スタックしたときに便利です)
reconnect  直前に遊んでいたサーバーへ再接続
open サーバーに直接接続する(open の後にスペースを入れて、IPアドレスを入力)
quit / exit RO 終了
mem stat  メモリー使用状況を表示
stat fps fps を表示
stat net  接続情報を表示
stat all  情報をぜんぶ表示
stat none  情報をぜんぶ消す
flush メモリーにキャッシュしたデータを初期化、もういちど生成

設定の保存場所

 設定情報は以下のファイルに書き込まれています。これらを編集して、直接設定を書き変えることもできます。詳しい編集方法は UT2004 解説サイトなどをご覧ください。Mod 版 RO のマニュアル にも情報が載っています。キー設定の編集方法については こちら 。設定を完全にリセットしたくなったら、ふたつのファイルを削除した後、RO を起動してください。まっさらの ini ファイルが新規作成されます。コメントは「;」。

設定全般:  \Program Files\Valve\Steam\SteamApps\common\red orchestra\System\RedOrchestra.ini
キー設定:  \Program Files\Valve\Steam\SteamApps\common\red orchestra\System\User.ini

重い、遅い

  • 環境によって、サウンド設定がパフォーマンス/安定性に大きく影響するようです。3D Audio / HW 3DAudio / EAX / Safemode を切り替えたり、音のクオリティなどをいじってみてください。System Driver のオンオフも。
  • ビデオオプションにて HDR Bloom をオフにすると、かなり軽くなります。HDR Bloom は遠景をぼかし、光の表現を強めて自然な感じにするオプションですが、ビデオカードとの相性によって非常に重くなる場合があります。さらに低解像度でオンにすると、遠くのものがぼやけすぎる印象を受けます。いいのかどうかわかりませんが、オフにすれば軽くなるだけでなく、戦いやすくなります。
  • DirectX9.0 モード、解像度 1024x768 以下で遊んでいる方は、より高解像度(1280x960, 1280x1024 など)を試してみてください。特定のビデオカードで、低解像度の方が重くなるという現象が起きるそうです(もしくは高解像度にしても負荷が変わらない)。
  • マップスタート時の画面のひっかかりや、一時的な低 fps 現象は、RO のキャッシュ機能に原因があるようです。RedOrchestra.ini を開いて、下の行を探します。
    [Engine.GameEngine]
    CacheSizeMegs=32
    これはデータキャッシュに使うメモリーサイズを決める設定です。ある程度メモリーを積んでいる方は、この数値を 64 、128 、256 、512 などに書き換えることで、よりスムーズな動作が見込めるかもしれません。1GB 積んでいる私は 128 にしてみました。
  • またプレキャッシュ機能を切ってしまうことで快適になったという方もいます。RedOrchestra.ini から UsePrecaching=True という行を探します。何ヶ所か見つかるので、自分が使っている描画方法の該当部分を False に、UsePrecaching=False としてください。例えば DirectX 9.0 モードを使っているなら…

    [D3D9Drv.D3D9RenderDevice]
    DetailTextures=True
    HighDetailActors=True
    SuperHighDetailActors=True
    UsePrecaching=True

    …を書き換えます。
  • 何マップかプレイして、ゲームが一時的にガクガクッとひっかかるようになってきたら、スワップが始まったのかもしれません。コンソールから「flush」で、溜まったキャッシュデータをクリアできます。
  • オプションの Input  で Mouse SmoothingReduce Mouse Lag を切ると CPU の無駄な使用を抑えられます。
  • さらにビデオオプションで Physics Detail を Low に、Mesh LOD Level を Medium 以下に、Shadow を Sprite か Off にしてみてください。
  • どうやっても重い方は、ビデオオプションでレンダリング方法を DirectX 9.0 から Direct 3D に変えましょう。Mod 時代と変わらないグラフィックに戻り、大幅に軽くなると思います。ただ、ブラー効果が暗転に変更されてしまうので、あまりおすすめはできません。
  • メモリーを 1 GB 以上積んでいるのに、マップのロード時間が 1 分を軽く越えてしまう場合、それは異常な状態です。1GB あれば 30-60 秒 で終わるはずです。上記の設定変更やファイル編集で改善できる場合があります。アンチウィルスソフトやハードディスクの状態が原因だったというケースもあるそうです。

既知のバグと対処

  • まずは公式サポートフォーラムをご覧ください。最新のバグ情報と対処法が集積されています。
    http://www.redorchestragame.com/forum/showthread.php?t=2924
    http://www.redorchestragame.com/forum/forumdisplay.php?f=11
    http://www.redorchestragame.com/forum/showthread.php?t=6649
  • キャッシュの破損: まったく起動しない場合、RO のキャッシュファイル(ゲーム本体、redorchestracommon.gcf と redorchestraclient.gcf)が破損 / 欠損しているのかもしれません。Steam > My Games > Red Orchestra を右クリック > Properties > Local Files と辿って、Verify integrity of game cache ボタンを押してください。
  • アンチウィルスソフト: RO は ZoneAlarm や Norton などのアンチウィルスソフトと相性が悪いようです。
    ZoneAlarm http://www.redorchestragame.com/forum/showthread.php?t=6017
    Norton http://www.redorchestragame.com/forum/showthread.php?t=6269
  • SMG のリコイルが消失:  低 FPS 時に発生するバグです。20 を切ると発生するようです。パッチの修正項目に載っていましたが、いまだに発生することがあります。
  • "This version of RO:Ostfront is incompatible with the server you are connecting to":  サーバー接続時に、このようなエラーメッセージが表示された場合、いったん Steam を終了してから、もう一度 RO を起動してください。
  • "Can't Connect - The version you are running is different from the servers":  Steam からログアウトし、再ログインしてください。
  • 狙撃銃のスコープが灰色:  いったんライフルを捨てて拾い直すか、F12 キーでスコープの表示方法を切り替えてみてください。
  • ブリーフィングが表示されない:  参加部隊の説明と作戦概要は、なぜかオフラインでしか読めません。
  • 戦車の装甲貫通判定がおかしい: 次期パッチで修正予定です。詳しくはこちら

カスタムマップ

 あなたが持っていないカスタムマップで遊んでいるサーバーに接続すると、自動的にそのマップのダウンロードが始まります。こうしたマップは Maps フォルダへ保存され、以後 Practice や Host Game のリストに表示されるようになります。カスタムマップ配布サイトなどから直接入手した場合も、同じく Maps フォルダに入れてください。

マップフォルダ: \Program Files\Valve\Steam\SteamApps\common\red orchestra\Maps\

Mutator

 Mutator とは、RO のシステム・機能を変更したり、新しい要素を付け加えたりするサーバー用のプラグインです。カスタムマップ同様、自動でダウンロードされます。サーバーを運営していない方でも、どのようなものがあるのか知っておくと便利でしょう。
Mutator リスト

Team Swap:  ラウンドごとに両軍の配置と勝利条件を逆転させます。最初のラウンド守りについた側が、次のラウンドでは攻撃を担当します。詳細とダウンロード
HUD Package:  死ぬと画面が暗転して何も見えなくなります。また味方のネームタグの表示距離を調整できます。詳細とダウンロード
Team Kill Manager:  TK されたあと、チャットで「np」(no problem)と発言すると相手を許せます。許しが出ない TK を重ねたプレイヤーはキック / バンされます。詳細とダウンロード

ゲームプレイ

  • マニュアル:  \Program Files\Valve\Steam\SteamApps\common\red orchestra\Manual\
    http://www.redorchestragame.com/index.php?categoryid=3&p13_sectionid=5
    背景に興味を持たれた方は、History & Tactics Guide をぜひご覧ください。FPS の付属品としては見たことがないほど文章量が多く、内容の詰まった資料集です。さらに知りたい方には長大な文献リスト(Reading.pdf)まであります。こういうところに RO らしさを感じます。
  • http://www.redorchestragame.com/forum/showthread.php?t=12352
  • ドアや窓の開け閉め:  Use キー [Z]
  • 3 人称視点: オンラインでは、ハーフトラックの乗客のみ F4 キーで外部視点が使えます。
  • マップ投票:  Voting Menu キー [Numpad*] で投票用メニューが開きます。遊びたいマップの名前をダブルクリックすると 1 票入ります。どんなマップか思い出せないときは、右クリックでマップの画像と説明が見れます。
  • 迷惑プレイヤーをキック:  クラス選択メニュー(Esc キー) > Game Controls > Kick Voting
  • 特定プレイヤーをミュート:  クラス選択メニュー(Esc キー) > Game Controls > Communication
  • 他のプレイヤーが無反応に:  サーバーとの接続が切れてしまったようです。コンソールから「reconnect」で同じサーバーに再接続できます。
  • IP を入力して接続:  コンソールに「open xx.xx.xx.xx:xxxx」(x = IP アドレス)のように入力、Enter を押してください。
  • 急に復活できなくなった:  あなたのチームが決められた復活回数(増援量)を使い果たしてしまったためです。勝敗が決まるか、生き残った味方が全滅するまで、観戦モードに入ります。
  • 突然爆発音がして死んだ: おそらく地雷のせいです。 マップ端と敵スポーンポイント周辺に埋められています。
  • STG 射撃モードの確認方法: 撃って確かめる以外の方法は、今のところありません。 HUD に表示されるようになりました。初期設定は Full Auto です。
  • 撃たれても視界がにじまない: ビデオオプションのレンダリング方法を DirectX 9.0 に変えてください。
  • HUD の一部が消えてしまった: Shrink HUD キー [-] を押すと、HUD の構成要素がひとつずつ消えていきます。Enlarge HUD キー [+] で元に戻ります。
  • スクリーンショット [F9] の保存先:
    \Program Files\Valve\Steam\SteamApps\common\red orchestra\ScreenShots
  • デモに関して:  コンソールにて、「demorec ファイル名」で録画開始、「stopdemo」で録画終了。再生は「demoplay ファイル名」。いずれも拡張子は不要です。保存場所は…
    \Program Files\Valve\Steam\SteamApps\common\red orchestra\Demos
  • オフラインでの練習:  メニューの Practice から Bot と練習するモードに入れます。Bot は賢いとは言えません(スキルを高くすると、射撃の腕だけ超人並になります)。このモードでのみチートコードが使えます(Mod 版 RO マニュアル )。

その他

  • マップエディターや SDK: SDK Beta 版がリリース済みです。Steam メニューにて、Game > Tool にある Red Orchestra SDK Beta をダウンロードしてください。UnrealED をベースとしています。 マニュアル
  • タイトルの意味: 「赤いオーケストラ」というのは、ネット上で検索したところ、第二次大戦期のヨーロッパでナチス相手に活躍した共産主義者たちのスパイ網を指すそうです。あわせてこのインタビューを読むと、Limit 氏(Mod 版 RO 開発チームの初代リーダー)が、Medal of Honor を元にこのスパイ網に関する Mod を作ろうとしたのが、すべての始まりのようです。その後プラットフォームやメンバーが変わるうち、当初目指したものとは大きく異なるゲームに育ち、現在の RO の形になりました。
  • チート対策: RO は Valve 社が開発したアンチチートシステム、Valve Anti Cheat (VAC)を使用しています。チートが検出された場合、使用者は VAC オンのサーバーすべてからバンされます。現在のところ、チートを使っているプレイヤーを見たことはありません。
  • 跳弾について:  戦車砲弾は跳ね返った後も破壊力を持ちますが、機関銃の弾はそうではないようです。
  • ドアや薄い壁の貫通: 今のところ、弾はオブジェクトを貫通できません。すでに現実的な弾道計算に大幅なサーバーリソースを割いているため、納得がいくレベルの貫通効果を導入するのは難しいとのことです。それでも、いつか導入したいとは考えているそうです(開発チームの書き込みより)。 なんと壁の貫通を可能にする Mod を製作されている方がいらっしゃいます。現在、国内の Realwar というサーバーでテスト中だそうです。
  • アメリカやイギリスは登場しない?:  RO は東部戦線の完全再現に焦点を絞っています。今後登場する可能性に関しても、過去のインタビューで否定されていました。ただ Mod としてならわかりません。西部戦線や北アフリカ戦線などをテーマとする Mod プロジェクトが進行中です。そして完成しました。http://store.steampowered.com/app/1280/

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Tips

チームプレイ

  • _image3.jpg 
    復活を待っている間は、戦術マップ [O] を確認するのにちょうどよい時間です。特にラウンドのタイムリミットが重要です。
  • できるだけキャプチャーゾーン内で戦うようにしてください( HUD にメーターが出る範囲)。1 人倒すよりも、キャプチャーする / 防ぐ方が遥かに重要です。戦車に乗っているときや、スナイパーでも同様です。
  • 常に時間との勝負です。攻撃側に回ったら、とにかく前へ進むことだけを考えた方がよいでしょう。1 ラウンドの時間は 10 分〜20 分、のんびりしている暇はありません。時には見かけた敵を無視したり、犠牲を省みずがむしゃらに進むことも必要となります。
  • 必要なのは、キャプチャーに要するわずかな時間、そのエリアで敵の数を圧倒することだけです。一見難攻不落の防御でも、攻撃チームが煙幕とともに一気に突進しさえすれば、たいてい破れます。それでも埒が明かないなら、側面から防御を切り崩します。それすら失敗したら、無視して別方面の目標を攻め、敵の注意を分散させます。
  • Press O to Open が見えたら、すぐ戦術マップを開いてください。どこかでキャプチャーが始まっていたら、敵のものだろうと味方のものだろうと、その場に駆けつけましょう。
  • 人数バランスメーター(キャプチャーメーター下)に敵軍の色が混じったら、エリア内に侵入者がいる証です。敵の色が真ん中に近い場合、あなたがその場を離れた途端に、敵のキャプチャーが始まってしまうかもしれません。
  • キャプチャーが始まったことは、敵味方全員に通知されます。そのため 1 人でのキャプチャーはなかなか成功しません。5 人ずつ別々に 2 ヶ所を攻めるより、1 ヵ所を 10 人で攻めたほうが、ぐんと成功率が上がるはずです。
  • 人数差が大きいほどキャプチャーが早くなります。防衛中に敵のキャプチャーが始まってしまった場合、出て行って無理に敵を殺そうとするより、味方の応援が到着するまで隠れている方がよい場合もあります。あなたが死んでしまえば、キャプチャー速度がさらにあがってしまうからです。もちろん応援が間に合わない場合、もしくは誰も来る気配がないなら、あなたが敵の数を減らさなくてはならないでしょう。
  • 奪われた目標エリアを奪い返せる場合もあります。戦術マップで確認してください。勢力アイコンが半透明でなければ再キャプチャーできます。
  • 目標同士のつながりを把握しておきましょう。X を奪うまでは、敵が Z と Y を奪還できる、というような構造のマップが結構あります。この場合、Z と Y を押さえただけでは不十分です。またスタート時に手を出せない目標は、どこか別の目標を奪うことでアンロックされます。
  • 真っ先に攻撃すべきは、キャプチャー後にスポーンポイントが移動する目標、別の目標がアンロックされる目標です。
  • チームごとにリスポーンできる回数(増援量)が限られています。しかし死を恐れすぎると、勝つことが難しくなります。参加プレイヤー数がさほど多くないなら(20人以下)、増援が尽きることはそうそうありません。逆に 32 人に近い人数で遊ぶ場合、死にすぎることなく敵を倒し、かつ前進速度を緩めない技術が要求されます。
  • 味方の機関銃手を見かけたら、要請がなくても弾を渡してあげてください [G]。
  • 上空でゴロゴロという雷のような音が聞こえたら、砲撃が始まった合図です。味方の砲撃なら戦術マップ上で落ちる位置を確認できます。終わるまでそばに近づかないほうが安全です。ただ砲撃が落ちている間は、最大の攻撃チャンスでもあります。着弾の大音響で敵の耳がつぶれ、さらに爆煙と衝撃が視力・照準能力を奪ってくれるからです。
  • 敵の将校を見かけたら、真っ先に始末しておきましょう。将校が死んでばかりいるチームは、有効な支援砲撃が望めなくなります。 スコアボーナスももらえます。
  • レーダーの類がないため、いったん味方と離れると意思の疎通がとりづらくなります。将校は、集結地点や作戦目標をこまめに設定し、ボイスをうまく使って、チームがひとつの目標に向かうよう誘導してください。一般兵もボイスやチャットでどんどん情報を共有しましょう。位置を伝えるには、戦術マップの座標が役立ちます。

歩兵

  • 味方と共に行動しましょう。密集しすぎず、離れすぎず、わずかに間隔を保ち、互いの死角をカバーしながら進みます。
  • 単調な移動は危険です。直線的に等速運動する標的に当てるのは、精度の高い銃なら、かなり距離があってもそう難しくありません。頻繁にコースを変え、さらにスプリントやしゃがみ走りを混ぜて、敵の狙いを撹乱しましょう。
  • 開けた場所で立ち止まれば、すぐ狙い撃たれます。遮蔽物から遮蔽物へと移動しましょう。遮蔽物は、単に身を隠せるだけでなく、依託射撃も可能にしてくれます。
  • 依託射撃は土嚢だけでなくあらゆるオブジェクトで可能です。姿勢も問いません。たえず依託射撃ができる場所を探しながら移動すると、不意に敵が現れても即座に狙い撃てます。
  • いったん撃てば、敵に位置がばれて反撃されます。音に誘われ新手がやってくる恐れもあります。発見した敵を撃つ前に、反撃されても安全な状況を作っておきましょう。身を隠せる遮蔽物の陰で、姿勢を低くし、依託射撃で撃てば完璧です。最初の攻撃で仕留めるのに失敗したら、すぐに身を隠し、ボルト操作やリロードを行った後、別の場所から顔を出します。
  • 連続して同じ場所から体を出すことは避けましょう。敵はたいていあなたが見えた位置に照準を合わせて待ち構えています。ほんのわずかに位置をずらすだけでも効果的です。
  • 超至近距離で敵と鉢合わせしたら、ライフルでも、アイアンサイトを使わずに撃ちましょう。感覚をつかめば、腰だめでもそれなりに当たります(距離が近い場合のみですが)。当たらなくても威嚇になり、相手が怯んだ隙にスプリントで位置を変えたり、殴りかかったりすることもできるでしょう。
  • 連射できるすべての武器(機関銃も)は、初弾が一番正確です。中距離以上の目標を狙い撃つときは、指きりバースト(数発ごとに連射を区切る)を行ってください。引き金を引きっぱなしにすると、命中率が大きく下がります。
  • 味方の武器が散らばっている場所は、たいてい敵が狙っています。
  • 遠すぎて敵の位置がわからない場合、敵にあえて撃たせて、マズルフラッシュ(発射時の閃光)を探す方法もあります。
  • 静かな場所では、呼吸音や足音、リロード音などから敵の位置と状態を察知できます。グレネードのピンを抜く音が聞こえたら、隠れるか位置を変えましょう。
  • ソビエトの手榴弾は投擲前に点火できます(Fire キー [左クリック] を押しっぱなしにして Alt Fire キー [右クリック])。
  • 地面に寝ていない手榴弾や爆弾は“生きて”います。
  • 突撃前に銃剣の装着をお忘れなく。銃剣や殴りは、音を出さずに敵を始末できます。レーダーのない RO では、音を出さない限り、戦闘が起きたことを知られる心配がありません。
  • 飛び降りるときは、なるべく低い場所を探してゆっくり降りてください。

対戦車

  • RO では、装備の重量による速度低下はありません。拾えるものはとりあえず拾っておきましょう。特にパンツァーファウストと爆弾が役に立ちます。戦車の登場するマップなら、たいていどこかにパンツァーファウストが置いてあります。
  • 弾の少ないドイツ対戦車兵は、補給所をうまく利用しましょう。パンツァーファウストをたえず 3 発フルに持ち歩くようにすれば、出会った戦車を確実に破壊できるはずです。
  • ハッチを開けている戦車兵を見かけたら、手持ちの銃を数発撃ち込みます。あわててハッチを閉めるはずです。ハッチを閉めた戦車の視界は、車体前方と砲塔の向いている方向にしかありません。他はすべて死角となります。
  • 対戦車ライフルで戦車を狙うとき、まず弾薬庫の位置を狙います。うまくすれば一撃で葬れます。側面から垂直にキャタピラを撃つのも有効です。IS-2 やティーガーのような重戦車ですら、キャタピラ部分は簡単に貫通でき、一発でも貫通すれば移動不能になります。見通しの悪い位置で擱座させれば、撃破したも同然。敵戦車が頻繁に通る場所で待ち伏せし、ひたすらキャタピラを破壊し続けると、敵にとってこれほど鬱陶しいことはないでしょう。

戦車

  • 戦車の仕事は、敵戦車を始末し、敵歩兵を蹴散らすことです。しかし最終目標はやはりキャプチャーで、その点は歩兵と変わりません。装甲に守られ、移動スピードの速い戦車は、もっともキャプチャーしやすい乗り物でもあります。自車の安全だけにこだわりすぎると、チームが負けてしまうでしょう。
  • 戦車の戦闘力はクルーの連携で決まります。移動しながら車長が双眼鏡で索敵 > 敵戦車を発見したら操縦手に警告 > 敵に正面斜めを向け停止 > 車長が照準・砲撃 > リロード開始、操縦手は(必要なら)急発進 > リロードが終わったら再射撃、というような流れの繰り返しです。
  • 戦闘中、操縦手はたえず車体を動かして回避を狙いたくなりますが、一方砲手はなるべく動かないで欲しいと願っているはずです。砲手の照準器は視界が極端に狭く、戦車が動き出すと激しく揺れて、どこを見ているのかわからなくなるからです。もちろん止まっていれば死を待つばかりですが、かといって無闇に動かしすぎると、砲手には喜ばれないでしょう。 難しいところです。
  • 車両用に用意されたボイスをどんどん使いましょう。Stop! Enemy Ahead! Move Forword! Loaded! などが便利です。砲手は止まって欲しい時には Stop! [Num5] と叫んでください。
  • Jump キー [Space] でブレーキがかかります。前進 / 後退を切り替える時は、まずブレーキで速度をゼロにしましょう。
  • 操縦手は、主砲がリロードを終える音「ガチャ!」を聞き逃さないようにしてください。この音が聞こえたら、速度を落とすか停止して、砲手に撃つ余裕を与えます(もちろん敵がいればの話です)。
  • 初弾を弾き返したからといって、安心はできません。敵は次に別の部分を狙うはずです。同じ面を向けていても、場所が変われば、装甲厚と角度が変化し、貫通する可能性が出てきます。
  • 敵の放った砲弾が貫通した場合、次弾でほぼ間違いなく撃破されます。敵がリロードしている間に、向きと場所を変更しましょう。
  • リロードに要する時間は、戦車ごとに大きく違います。例えば、SU76 自走砲は IS-2 重戦車が 1 発撃つ間に 3 発も撃てます。 
  • ダメージを受けた戦車は煙を吹き始めます。損傷がひどくなるほど煙の色が濃くなり、やがて火の手が上がります。残骸が上げる黒煙ではなく、うすいグレーの煙が立ち昇っていたら、その下には損傷を受けた戦車がいるはずです。
  • 敵の歩兵が多数潜伏していそうな場所には、HE 弾を撃ちこんでおきましょう。効果範囲が広いので、狙う必要はありません。Konigsplatz などでは、面白いように歩兵を倒せるでしょう。
  • 手が空いたクルーは、機銃手席に移って対戦車兵を警戒してください。歩兵を探すために砲塔をぐるぐる回していると、敵の戦車に不意打ちを食らいます。
  • 操縦手席を空にすれば、戦車のエンジン音が止まります。待ち伏せする際に便利です。
  • 交戦中に操縦手ハッチを開けるのは大変危険です(特にソビエト戦車)。
  • 敵戦車を狙うとき、できるだけ命中角度が垂直になる面を狙いましょう。90 度での命中と 70 度での命中では、貫通力が激変します。例えばこちらに側面:正面を 1:3 の割合で見せる戦車を撃つなら、側面より正面を狙うほうが、貫通確率が上がるはずです。
  • 砲塔と車体、どちらも同じ角度なら、車体を撃ちます。車体部分にはエンジンや弾薬庫など弱点が集中しています。また砲塔部分は車体に比べて跳弾が発生しやすくなります。
  • 正面 / 後方からキャタピラを破壊することは(まず)できません。車体側面から垂直に、設地部分少し上を砲撃してください。
  • 可能ならハルダウン(地形の高低差などを利用し、敵に砲塔だけを見せて戦う)状態で戦ってください。特にパンターとソビエト戦車は、砲塔の傾斜装甲の恩恵を最大限に受けられます。
  • ハッチを閉じた戦車の視界は限られています。対戦車兵や工兵は、たいてい側面・後方から襲撃してくるので、見通しの悪い場所(特に市街地)では、歩兵部隊と一緒に低速で進み、お互いに援護しあう様にしましょう。
  • Bot は移動ルート上に友軍戦車を見かけると、気まぐれに飛び乗ってきて悪さをします。彼らを車外へ叩き出すには、ボイスの Getout! [V-6-9] を使ってください。このボイスをどこかのキーに割り当てておくと便利です。

車両ごとの特徴

  • ソビエトの T60 は小型かつ高速、しかも意外なほど主砲が強力です。遠距離での貫通力はゼロに近いのですが、50m 程度まで近づければ、APCR 弾の高速連射で敵に大ダメージを与えられるでしょう。あなたがドイツ側なら、常に距離を保ち、車体に角度をつけ、遠距離から撃破してください。
  • ドイツ 3 号戦車は、強力な APCR 弾を撃てます。乗り込んだら、まず AP 弾から切り替えておいたほうがいいかと思います。
  • ドイツ 4 号戦車の主砲は砲身が短く、砲弾の落下が激しくなっています。撃つ前に主砲を調整しておきましょう。
  • ドイツ 6 号戦車(ティーガー)は、少なくとも RO ではそれほど強くありません。装甲の厚さを過信せず、常に角度を付けて戦うようにしてください。

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